世界を自在に支配する自動化サービス「IFTTT」が「Doボタン」アプリをリリース

IFTTT Do Button


知らないうちに、IFTTTがDoボタンアプリというのを出していた。
https://ifttt.com/myrecipes/do




Bridgeによると

DO Buttonは、スマート家電やネットに繋がった家の照明などを、そのアプリを立ち上げるだけで連携したものをスタートさせることができます。他にも、メールを送信したりチェックリストにチェックをしたりと、いわばアクションを進めるものです。

ということらしい。
http://thebridge.jp/2015/02/ifttt-do-camera-do-note-do-button-pickupnews




既にIFTTT(IF This Then That)は、Doボタンなしでもあり得ないくらい便利なサービスだ。
使ったことがない人は絶対触ってみたほうがいい。未来感がある。
(使ったことがない人には、良さが納得してもらえない。)
プログラミングのIF This Then Thatのように、トリガーとアクションを設定出来る。




例えば、
・「自分が会社についたら、出退勤表に時刻を記入する」
というような作業を、
・「iOSアプリのGPSが既定のロケーションに入ったら、Google Spreadsheetに新しいレコードで時刻を追記する」
と行った具合に実現することが出来る。




既に家電とつながっていて、「家についたら自動で電気をつける」といった使い方(レシピ)などが紹介されている。
もちろんプログラミングをする必要はなく、全ての設定はドラッグアンドドロップメインで簡単にできる。




ブリスウェルは業務システムを多く開発しているが、多くの業務システムは、「状況の変化や人の判断を基にした入力をトリガーとして、後続のワークフローを回す」という仕組みになっている。そして状況の変化(の検知)、人の判断(と同じロジック)は、どんどんシステム化されていく。業務が全自動化されていくのである。
IFTTTは、「身の回りが全自動」という世界観をスマホのカジュアルなUIと非常の多くの連携アプリで個人の生活にもたらしている。




今までのIFTTTは15分バッチなのだが、僕は「バッチでは物足りない、課金のプレミアムプランで自由にトリガー出来るサービスを出してくれないかな」と思っていたので、Doボタンのリリースはとても嬉しい。
家電企業もIoTとか言って自前で家電をスマホから操作出来るようにするよりも、単純にIFTTT連携できるようにAPIを公開すればいいのにと思っている。




IFTTT、そしてDoボタンは触るたびに、いろいろと妄想力が掻き立てられる。