外国人観光客の急増が今後も続いてほしい
外国人観光客数の速報がでて、初めて1,000万人を超えた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS09001_Z00C14A1MM0000/
「訪日外国人数は国土交通省が所管する日本政府観光局の推計で昨年12月20日に初めて1000万人を超えた。法務省の統計は永住者や特別永住者で一時的に出国して再入国した人も含めており、日本政府観光局の数字より多くなる。」
とのことだが、永住者などを除いて純粋に1,000万人の規模になったということで、今後の増加も期待している。
このニュースが報じられると必ず出てくるのが、フランスを始めとする観光大国の強さだ。
人口6,500万人の国で年間の外国人旅行者が8,300万人って、どういう状況だろうか。
パリだけで2,800万人、ノートルダム寺院だけで1,400万人もいる。
高所得の多数の国と接している、フランス語圏の国が多数あるなど、多くのアドバンテッジがあるものの、日本に来る外国人を全部足したよりノートルダム寺院1箇所の方が多いのは、日本人としては残念だ。
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_statistics.html
ところで、観光も最近は他の産業と同じで、国間の競争ではなくて、都市間の競争になっている。
記録更新続けるニューヨーク 観光客数、経済効果はともに右肩上がり
観光客数は過去最高の5430万人、うち海外から1140万人、街に落としたお金は394億ドル(約4兆円)、経済波及効果は587億ドル(約6兆1000億円)――。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140106/257841/
日本の魅力とざっくりまとめると、ついトラディショナルな日本の魅力=京都の魅力が強調されるが、僕は東京単体の魅力で充分勝負できると思う。
他の首都クラスの都市と比べると、たしかにスーパーゴージャスな場所やイベントは少ないが、都心の洗練度、食べ物(特に和食)の美味しさは世界一だと思う。それにデフレと円安で他の都市より物価が安いし。
というわけで、今後も東京の魅力を紹介して来てもらえるように努力したい。