生存確認のための会議

ふと、気になったのでメモ。
以下のクラウドワークスの吉田社長さんのブログにあったのですが、「会議は得てして無駄多い。」のだそうです。
http://crowdworks.jp/ceo-blog/26


引用:

原則として会議は出席者が、

1.事前に会議に関する情報共有を終えていて
(資料があれば事前配布した上で、問題点も事前に出し終わっている状態)

2.全員が主体的に発言をする気持ちがある

時にのみ有効であると思っています。



確かに、以前僕が働いていた会社では会議の内容は事前に全員が知っていて、アジェンダもメールで展開されているというケースがほとんど。
単純な伝達やのための会議はあまりなかったと思います。
それに合議で何かを決めるということもまずなくて、案件ごとに決定権者が決まっているので、意思決定を会議で行うということもなかったです。
事前に知っている情報に対して、目的の認識合わせや次のアクションの確認のために、出席者が質問していくと言うスタイルが多かったです。
(アイデア出し、視点出しのような「考えを発散・発展していくためのブレスト」はこの限りではなく、頻繁にありました。)


前の会社を辞めて、今の会社をはじめたころ、外部の方との会議で、「なんとなくの情報共有」や「なんとなくの伝達」が繰り返されるのを知って、結構カルチャーショックでした。
もちろん、頻繁に会う相手ばかりではないので、「最近誰が何をやってるか」は非常に重要な情報です。
あるいは「誰が何をやめたか」も重要です。


そういった意味では、今では社外の方との会議のほとんどが「近況報告」と呼ばれるもので、言い方を変えれば「生存確認」かも知れません。