「IT/情報システム投資:「極めて重要」が日本は約16%に対して米国では約75%」の衝撃
先月出ていた、一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)によるITを活用した経営についてのアンケート結果。
http://home.jeita.or.jp/cgi-bin/page/detail.cgi?n=608
この結果、衝撃的すぎて、にわかには信じられないのですが、
– IT/情報システム投資:「極めて重要」が日本は約16%に対して米国では約75%
– IT予算の増減見通し :「増える」が日本は約40%に対して米国では約80%
– IT予算が増える理由 :日本は「業務効率化、コスト削減」がトップ、米国は「製品・サービス開発」や「ビジネスモデル変革」と攻めの姿勢が顕著
なのだそうです。
< IT/情報システム投資の重要性 >
本当だろうかと再度読んでみましたが、確かにここにある結果にはそう出ています。
(アンケート内容や回答者の情報がほしいくらいです。)
もちろん回答者の業界も広範で(産業分野:医療、教育、政府/地方自治体、情報サービスを除く全業種)、社数も限定的(日本/216社、米国/194社)、このまま直接、日本とアメリカの国同士の比較ということにはならないとは思います。
ただ、ITによって既存事業・業務を効率化をしても雇用が海外に逃げてしまうというという構造は両国とも同様なわけで、ITを積極的な開発や新結合のためのツールとして考えるという視点が、特にこの回答者である「営者、およびIT部門以外(事業部、営業、マーケティング、経営企画)のマネージャー職以上」の方にとっては重要ではないかと思っています。
というか、そういう視点のためだけにITを使うという人がいてもいいかなと(ITと経営が一体だと思っている僕としては)願っています。
(弊社のシステム開発サービス)
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