上海雑感
ひさしぶりに上海に行ってきた。
詳細な記憶がないのだが、覚えている範囲では1998年に行った切りなのでなんと18年ぶりになる。
その間に何度か行ったのかもしれないが、全く記憶に無い。
18年前の上海と今の上海は全くの別の都市のはずで、比較してもどうにもならない。
僕の記憶も曖昧なのだが、18年前は金融街の高層ビルも都心・郊外の高層マンションもなかった。
空気ももっと綺麗だったような気がする。
観光地では豫園は相変わらずだったが、南京路〜バンド(外灘)のあたりは大きく変わった。
特に夕方のバンドでは観光客、特に中国の他の地域からと思われる観光客が見渡す限りの敷地を埋め尽くし、
混雑ぶりは東京ドームコンサートや東京湾の花火大会以上だった。
ざっと数えて数万人の単位だったと思う。
東京では銀座でも渋谷でも考えられない。
観光で行ったためビジネスミーティングがなかったこともあり、現地の人と突っ込んだ話が出来なかったが、
雰囲気、物価、若者のファッションもほとんど東京のような感じだ。
(女性の化粧は大きく違う。)
言葉と空気、そしてインターネット以外には、ほとんど何の不自由もなく、日常生活には全く事欠かない。
グレートファイアウォールの中のためインターネットに不自由するので、ネットの時間が減って読書が捗るという良い影響もあった。