参議院選挙を内輪で振り返る
今日、社内での自由課題プレゼンミーティングがあった。担当はTくん。
事前の予定からトピックを急遽変更して、先日の参議院選挙についての考察、問題提起だった。
以下、自称ゆとり世代の若手であるTくんの(政治ではなく)選挙に対しての問題意識と、僕の雑感を備忘したものに、若干加筆して残しておく。
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問題意識の始まりは、投票率の低さと選挙制度。
投票率を高いと思うか低いと思うかは比較対象を何にするかによるが、前回の参議院選挙を下回り、52.61% で歴代ワースト3位というのは流石に低い。
ここまで投票率が低いのは良くないのではないか。
年代別の投票率では若者が低く、60代後半、70代前半でピークとなる。
若い世代には、政治に対する無関心、不信感、自分事と思えない距離感があるのではないか。
選挙制度面では、今回の選挙の注目点である、ネット選挙解禁。
肌感として、また各種数値をみると、ネット選挙の効果は薄かったと言わざるを得ない。
ネットを活用し、善戦しているように報じられた候補者の落選・苦戦。新聞を読む人の高い投票率。
参考にするメディアと投票率の関連。
選挙区の区割りについてもひと議論あった。投票率の高い島根県・岡山県などの有権者数、当選者数。東京に住んでいると感じにくい地方の現実。
選挙といえば、当然AKB総選挙ネタにも脱線する。前回の総選挙では総投票数264万票以上とちょっとした規模だ。
彼の推しは、ぱるるらしい。
どうしたら若者が選挙に行くようになるか、ネット選挙は今後どうしたら根付くのか。
学校での教育が必要か、あるいは必要に迫られて政治の主体という自覚がでてくるのか。
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少しポリティックな話題も出たが、ほぼ制度面にフォーカスして話は進んだ。
今回のプレゼンのために、いろいろなデータを調べてみて、Tくんは政治の仕組みに興味を持ち始めたようだ。
次回のプレゼンのトピックにも期待。